
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
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息子2人がアメリカの保育園へ通っています。
授業料高いですよね!少しでも節約するためにはDaycare FSAという税控除システムを使うのがおすすめです。
この記事では、Daycare FSA(dcFSA)って何!?という疑問に答えていきます。
この記事の結論
例えばtax bracketが24%の方は1年で約$1200の税金の節約になります。
Daycare FSA
DaycareFSAとは、給料を13歳以下の子供の一定の養育費に使うことで税金節約ができるシステム。
雇い主がdcFSAベネフィットをオファーしていれば、最大月$416を税引き前の給料からdcFSAに拠出できます。
どうせ幼稚園に(例えば)月$500払っているなら(幼稚園によって異なります。)、このベネフィットを使うことで税金の節約をすることができます。
具体的な仕組みとしてはこうです。
雇い主のEnrollment periodの際に、月$416拠出します、とネット上で申請します。もっと少ない額を拠出したい方はそれでもOK!申請する額は満額ではなくてもいいですが、使い切れる額にすることが大切です。使い切らない分は戻ってきません。
すると雇い主から払われる給料から$416が引かれた額が給料として入ります。その引かれた$416は、Daycare FSAを管理する会社のウェブサイトで見ることができます。
Daycare(幼稚園)に例えば1月の授業料として$500すでに払ったとしましょう。そのDaycareにdcFSA申請書を持って行ってサインしてもらい、そのサインされた申請書をdcFSAの管理会社のサイトにアップロードすると指定しておいた銀行に$416振り込まれます。
下記のものが申請書の例です。

dcFSA receipt formと検索すればいろいろなFormがでてきます。
どのFormでも大丈夫だと思いますが、お使いのdcFSA管理会社に提出して断られたら、また違うForm を使ってみてください。もしくはお使いの管理会社がFormを準備している可能性もあります。
筆者の場合
筆者は長男と次男が両方とも幼稚園へ行っていますが、dcFSAは次男の授業料を払うのに使っています。次男の授業料は週$160。3週間行くと$480払ったことになるので、そうすると幼稚園のマネージャーにdcFSAフォームをメールで送りサインしてほしい旨を伝えます。フォームには以下のことが書いてあります。
- 幼稚園の名前
- サービスを受けている子供の名前と年齢
- サービスを受けた日
- 親のソーシャルセキュリティー
1週間後くらいにサインされたフォームが幼稚園から戻ってくると、すぐさま自分のサインも入れ、写真を撮ります。
管理会社のアプリから撮った写真とその他の情報を入力し提出すると、数日後には$416が銀行に入金されています。
これを満額の$5000分続けると、税金を節約出来ることになります。
Daycareの他にも使えます
Daycare以外にも、13歳以下のお子さんの以下のアクティビティに使える資金です。
- Before and After school cost
- Baby sitting and nanny cost(自分の親でもよい)
- Summer day camp
案外使われていない?
同僚のうち1人と幼稚園のマネージャーはdcFSAの事を全く知らないようでした。
もう一人の同僚は家のローンを5年で払い終わるために必死になるほどの家計管理をするような性格だったので、やはりちゃんとdcFSAを使っていました。
知識がある人は使っているようだけれど、知らない人もいる。といった感じでしょうか。アメリカ政府が用意した節税枠、しっかり使っていきましょう。
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