
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
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投資でお金をためる、といった記事はたくさんあります。ですが
ためたお金をどう使うか、
という記事ってあまりありませんよね。
今回はためたお金の使い方について書いていきます。
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お金のことは自分の責任で。
この記事の結論
筆者は4% ルールよりも3 buckets strategyを推す
4%ルールの仮定を知っていますか
4%ルールは誰もが知っているルールだと思います。
$1億あったら、その4%である$40kずつ下ろせば資金は尽きない、というあれです。
ですが研究結果から導き出されたこのルールはいろいろなassumptions(仮定)がある上でのルールだということまで理解して使わないと成り立ちません。下記が代表的なassumptionsです。
- 研究は30年間を想定しています。40歳でリタイヤする場合は70歳で資金がつきる可能性がでてきます。逆に60歳でリタイヤして80歳までの20年間生きるのであれば4%より高い%で引き出せる可能性もでてきます。ただし、誰も自分がいつ死ぬかは分からないですからそこがネックですね。なるべく安全に資金を取り崩したいのが自然な考え方になってくると思います。
- ポートフォリオは50%ずつstockと bondに投資した状態で計算されています。あなたのポートフォリオと必ずしも同じではありません。最近の研究結果によるとbondをポートフォリオにいれるよりも33%アメリカ67%世界のポートフォリオが一番の成果を上げたようです。
- 研究はこの時点での過去のマーケットの結果を使っています。将来が同じであるとは限りません。
- 税金とinvestment feeは含まれないで計算されています。
筆者は50歳になる前にはセマイリタイヤ(バリスタファイヤまたはサイドファイヤ)しようと思っています。週20時間ほど働きながら、ハーフリタイヤです。
85歳まで生きるとしても4%ルールのみを使い資金を崩していけば、35年間のリタイヤメント人生ですのでゲームオーバーになる可能性がでてきます。
ですのでアーリーリタイヤの方は4%のみ信じて資金を使うのはリスキーかもしれません。
3 bucket strategy
まだリタイヤまで数年あるのでリサーチ過程ですが、筆者は今の所3 bucket strategy+2.5%ルールを使おうかと考えています。
まずは一般に使われるBucket strategyは、
- バケツ1: 3年分の現金
- バケツ2: 6-10年分のstock
- バケツ3: 10+年は手をつけなく良い成長枠のstock
です。ですが、個人個人の状況によってどんなBucketに変化させてもいいかと思いますし、実際いろいろなBucket Strategyを見かけます。
筆者が使おうと思っているBucket strategyは年齢によって二段階にしようと考えています。
定年から60歳まで
- バケツ1:5年分の現金
- バケツ2:Tax disadvantage account(Brokerage)60歳までのつなぎ
- バケツ3:Roth accounts(60歳まで使えない)
60歳から死ぬまで
- バケツ1:5年分の現金
- バケツ2:Stock
リタイヤ後はまず、バケツ1の現金+Dividends+2.5%Withdrawで生活する予定です。
もしマーケットの調子が良ければ、2.5-3%くらいずつBrokerageから引き落とすことで現金が減るスピードを落とすことができます。マーケットの調子次第で、バケツ1への補充を増やしたり減らしたりするわけです。
その他Dividendsは全てバケツ1へ常に移動させます。マーケットの調子が悪ければ、Stockには一切手を付けません。持っている現金とDividendsのみで過ごします。
10年間連続でマーケットの調子が悪いようなことがあれば、また働く時間を増やします。筆者が実際にリタイヤして実践するときにまたアップデートしますね。
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