
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
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このシリーズではアメリカの大学で助教になるための、面接の準備について書いています。
Disclaimer
今記事に書かれていることがアメリカの全ての大学で行われる手続きではありません。一つの例として使ってください。
この記事の結論
面接前に読み込むものは自分のCV、同学部の教授の研究論文、University strategic plan
プロフェッショナルな態度を
下記の項目はこれができなかったからといって、「減点ざます!」ということではありません。こちらの教授陣は結構リラックスしている方が多いですから。ですがこういう態度は好感度、的な感じです。
最初の挨拶
Thank you for this opportunity・・・的な初めの挨拶があるといいかもしれません。でも端的に。
名前の呼び方
教授陣で知り合いの教授がいるかもしれません。
いつもはファーストネームで呼んでいても、この時ばかりはDr.〇〇でアドレスしましょう。たまにファーストネームがでちゃっても、「減点!!!」とかではありません。
面接終了後の感謝のメール
これはあってもなくても採点にまったく関係ありませんが、たいていメールがきます。
お時間とっていただきありがとうございました。
的な奴です。
質問に対する答えは端的に(~1分)
これ、一番大切です。全ての質問に対する答えは、
1分、長くても2分以内で簡潔に答えられるようにしていきましょう。
これはどうすればできるようになるのか。
自分で模擬質問を作り、ひたすら簡潔に答えらえるように練習あるのみです。
短い時間に全ての情報を入れるのって、難しいんですよね。練習なしにはできないかと思います。
10分くらいだらだらと喋ってしまうのは、ちゃんと練習してきていないからです。
1分以内で答えてね、
という教授もいますが。それに対して1分以上で答えるのはプロフェッショナルではありません。
1分以内で簡潔に自己紹介できるようにしておきましょう。面接以外のときも役立ちます。
笑顔を忘れず、ゆっくり丁寧に話す
笑顔
がちがちに緊張して、ぶすっとした顔でいるよりも
余裕を持った笑顔(それが演技であっても!)で受け答えするほうが、
こちらもよい印象を持ちます。
アカデミアはコラボレーションがとても大切な分野ですので、余裕を持った人を仲間に入れたい、と思うのは自然かと思います。
話す速度
はっきりと、一語一語丁寧に話しましょう。
自分が思っているよりも少しゆっくり目に話しましょう。
日本人の英語は結構癖が強いので、私もゆっくり話すように心がけています。
わからない質問がきたら
わからない質問が、わからないと伝えましょう。
質問が聞き取れなかったら、もう一度お願いします、といい、
自分なりに言い換えて、こういうことを聞いていますか?と聞きなおしましょう。
内容がわからなかったり、その質問にたいして準備していかなかったら、
その質問の答えはわからないけれど、こうこうこういうことはしてきました、こういうことならわかりますよ、
的に、わからない、だけで終わらないようにしましょう。
最後に
オンライン面接に受かった方、おめでとうございます。次は本面接です!
落ちちゃった、という方。それはあなたの落ち度は0です。
助教のポジションはその分野で研究してきた人がやはり取りやすくなっています。
落ちたということは、研究内容と合っていなかったのかと思います。これはいい練習になったと思い、次の面接に向けて練習頑張ってみてください。
次回は本面接の準備の仕方について言及してきます。
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