【アメリカの大学院】博士論文の効率の良い書き方

2011年の8月に博士のプログラムをはじめ、2014年の10月にディフェンスをし、その2か月後に卒業しました。

2014年の8月には博士論文を書き上げていましたので、計3年かかりましたか。

これを伸ばし伸ばしにする学生が結構いました。

もうちょっと違う研究を入れてみたり、

チャプターを増やしてみたり。

筆者が学生にいつもするアドバイスはこうです。

博士課程はやるべきことだけしっかり仕上げ、すぱっと次のステップに行く。

短く濃く。

ですが、どうしても時間通りに仕上げられない・・・という学生がよくいます。

そんな学生にしているアドバイスをここで紹介しますね。

筆者が実際に使った、博士論文を素早く仕上げる方法

博士課程1日目。まだ研究も始めていないのに博士論文書けないよ、と思いますよね。

書けます。

まず第一にすることは、あなたの大学の博士論文の規格が紹介されているページへ行ってください。

そこには、下記についての決まりが書いてあります。

  • タイトルページのフォーマット
  • Table of Contentsのフォーマット
  • ページナンバーなどのフォーマット
  • ページレイアウトの決まり事

などなど。

まずは空の博士論文を作ってしまいます。

コミッティーミーティングなどを経て、研究内容が決まっていくと思います。

そうすると例えばChapter 1 Literature reviewを仕上げられます。

仕上げたと同時に、Review paperとしてジャーナルに投稿できるように書きましょう。

博士課程1年目で論文1本だせますね。

Chapter 2&3(本実験1&2)のIntroductionとMaterials and methodsも仕上げられます。

仕上げられないのは研究結果と考察(Results and Discussion)の部分だけ。

それ以外は全て仕上げておきます。

本実験1が終わったら、すぐさま博士論文に書き込んでいき、

さらに同時にジャーナルにも投稿。

博士課程2年目で2本目です。(実験内容にもよりますが)

最後の年のデータ採取が終了するころには、

博士論文が全て書きあがっている状態 ー(マイナス)最後のデータと考察。

ということになります。

博士課程1年目からフォーマットだけ最終段階の空の博士論文を用意することで

筆者は実際に3年弱で博士論文を書き上げ

スパッと博士課程を後にしました。

博士論文に手が出ない・・・・とストレスを抱えている方、応援しています!

応援クリックお願いします!

関連記事です。

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Scroll to Top