
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
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私はアメリカの大学勤務ですので、アメリカ国内でサバティカルをしたことはありません。ですが最近日本の教授のお友達のお手伝いをさせてもらったので、その時の経験をシェアしようと思います。
場所選びのチェックリスト
自分の研究を飛躍できるラボがある大学をいくつか選ぶのは読者の皆さんにお任せするとして、そこから何をチェックするといいかをリストアップします。
①ハウジングコスト
友人が一番驚いていたのはハウジングのコストでした。
有名大学は大都市(シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロス)にありますので、大学近辺の小さいアパートの一部屋を借りるのにもスタジオタイプで最低$1600ほど、家族みんなで住めるような2Bedの部屋は$2600ほど。
このサイトでRENTをクリックし、希望の大学がある街の名前を入れれば写真と値段付きの物件がでてきます。
②治安
次に気になるのが治安です。こういったサイトでチェックすることができると思います。
有名大学があるような都市はたいてい治安が悪いといった情報がでてきます。こういった情報は知っておくといいですが、こういう都市にも人は住んでいますし、子供もいますので、夜に出歩かない、行かないほうがいい地域にはいかない、などを気を付けて過ごせば大丈夫だと思います。
行かないほうがいい地域ってどこなんだよ、と思ったら大学の同僚の方に聞くのがベストです。ローカルなことはローカルに聞くのが一番。
③交通
アメリカは車社会です。
ニューヨークシティやボストンの中心部にいればバスや電車を使えると思いますが、1年住むとなると車は必須になるかと思います。
特に子供をつれてくるとなれば、学校への送り向かいや、クリニックなどにも車が必要です。こちらのサイトで中古車の値段をチェックしておくと、現地に行った際にもだいたいの値段がわかったうえで購入にうつれるかと思います。中古車は、日本に帰るときにまた売れます。
車はやはり無理だ、という方は大学近辺に住み、自転車を活用して、必要ならUberする手もあります。どちらのコストが高くつくかは各々検討してみてください。
日本の大学に提出するAcceptance letter
アメリカの大学が用意したAcceptance letterを日本の大学に提出しなければならない時は、アメリカの大学の検索バーに
Visiting Scholar Letter
と入れてみてください。そうすると

こういった手紙のテンプレートが出てきます。あちこちの大学で探してみたら結構みんな用意していました。ある大学は、給料ありバージョン(Paid visiting scholar)となしバージョン(Unpaid visiting scholar)を用意していました。
日本人コミュニティーにコンタクトしてみる
大学を絞り込んでみたら、あとはFacebookの日本人コミュニティーを探したり、大学の日本人職員を探して、直接連絡して地元人にしかわからない情報を教えてもらうのが良いと思います。
他には、アメリカでサバティカルしています系ブログオーナーに直接連絡して質問をぶつけるといいと思います。ビザ関連の記事を書かれていたり、実際に住んでみて$XXかかった、などの有益な情報がありました。
もし読者の方で私が答えられるような範囲で質問があればコメントに残してください。アメリカの大学勤務だからわかるようなこともあるかもしれません。
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