
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
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この記事の結論
アーリーリタイヤをしてから59.5歳までのブリッジ資金のうち、現金と課税口座のお話をしました。
アーリーリタイヤは何歳から?
アメリカでアーリーリタイヤをする
というと何歳からアーリーリタイヤのカテゴリに入るのでしょうね。
だいたいのリタイヤメントアカウントが59.5歳からペナルティなく使えることから
59.5歳より若くリタイヤしたら
それはもうアーリーリタイヤといってもいいでしょう。
だいたいのリタイヤメントアカウント
401k、403b、IRAなどがメジャーどころですが。
これを59.5歳よりも早く使い始めると
税金に10%加算される、というペナルティが発生します。
ではアーリーリタイヤした方が
リタイヤメントアカウントのペナルティを受けることなく生活するには
どのような資金を使えばいいでしょうか。
59.5歳までの資金
1.現金
2.課税口座
3.Roth conversion ladder
4. 401k・403b Rule of 55
5.IRA SEPP program (72t)
まだあるかもしれませんが、素人の私が考えられるのはこれくらいでした。
現金
私は現役のときよりもリタイヤ中は現金比率を多く持とうと思っています。
特にアーリーリタイヤをするならば
マーケットのUpdownに対するディフェンスになるでしょう。
生活費x3-5年分の現金を持っておくことで
マーケットが下がっている時は株を売らなくてよく
心穏やかに生活できることと思います。
ただし個人的に問題なのが、現在のメンタルです。
今から少しずつ現金比率を上げていますが
マーケットの恩恵をもらえてない現金を眺めつつ
マーケットに全て流し込みたい心をぐっと抑えています・・・。
課税口座 ー 税金
課税口座の株を売却すると
Capital Gainの分だけに税金がかかります。
例えば$100の株を買って、数年後$150になりました。
税金は増えた$50の部分にだけかかります。
そして、アメリカの課税口座の税金はかなり私たちにとって有利にできているかと思います。
下の表は課税口座の2025年時点での税金のうちわけです。

Fidelityから拝借しました。
これによると、税金をMarried filing jointlyで払っている夫婦は
Capital gainが$96,700まで0%です。
ですので年の生活費が$96,700以内で済むご家庭は
課税口座を使うと税金が0になります。
課税口座のその他の利点
- 豊富な投資先
- 投資できる額が決まっていない
- いつでも売却可能(ただし1年未満で売ると税金が高くなる)
- 相続する際、a step-up in cost basis で相続した際のCapital gainを少なくできる。
などなど。
課税口座に資金を入れすぎる懸念
税金がそれほど高くない上に利点もいくつかある課税口座ですが、それでも税控除に優先しなければならない理由は以下になります。
- 税金控除がされる口座と違い税金の心配が一切ないとは言えない。
- Dividendが増えすぎると税金が高くなる可能性がある
- 高額な買い物(家のDown paymentや車)+生活費を全て課税口座ですると、税金が高くなる可能性がある。
長くなりましたので
続きは次回に。
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