
この記事を書いた人
アメリカ田舎の大学でワーママ准教授をしている、 えもと申します(詳しい自己紹介はこちら)。アラフォー、旦那1、息子2、猫2と一緒に田舎暮らし中。アメリカで経験してきたことをシェアします。
応援クリックお願いします!
この記事では、実際に筆者が経験している子育て、特にアメリカで生まれた子供の言語獲得の様子を皆さんとシェアしていきます。
この記事の結論
1歳半&3歳半の子供が三つの言語環境の中、どのような言語取得をしているかの状況をシェアしています。こうすれば良い、というようなアドバイスは書いていませんのであしからず。
言語環境と私達がしていること:筆者の場合
私は日本語、旦那は韓国語、保育園は英語
という三つの言語の環境にいる3歳半の息子1と1歳半の息子2がいます。
私は日本語で話しかけ、旦那は韓国語で話しかける
以外のルールはありません。
幼稚園のお迎えの時は英語で話しかけたりもしちゃっています。
なんせ田舎に住んでいるもので、
日本語スクール、韓国語スクールなどへも行っていないです。
韓国系の教会はありますが、宗教関係に興味がないので子供の言語のために教会に通うこともしていません。
息子1にはアニメはなるべく韓国語のものを見せようとしていました。
2歳くらいまでは韓国のアニメのポロロ(ペンギンのやつ)とタヨ(バスのやつ)を韓国語で見ていました。
が、今ではアメリカのアニメ、Paw Patrol(犬のやつ)とCurious George(サルのやつ)が熱くなったらしく、それらを英語で見ています。
無理に韓国語で見せようともしていません。
息子2は最初からCocomelonというアメリカの子供用の歌のアニメがお気に入りです。こちらも英語です。
もちろん3か国語喋れるようになれれば良い!とは思っていますが、
少なくとも今のところはお互いがストレスになるような努力はしていません。
実際どんな言葉を喋っているのか
息子1(3歳半)の場合
面白い言語になっています。
保育園では100%英語です。
私達が思っている以上に話せていて、この間息子2の事を友達に
He is my brother
とフルセンテンスで説明していました。え、こんなに英語話せるの?と驚く母。
家ではフルセンテンスで話さないので知らなかったのです。
保育園にお迎えにいくと
Daddy!Mommy!
というくせに、車に入るやいなや、
あっぱ!おんま!(韓国語でパパ、ママ)
に変更。これは英語、これは韓国語、という理解はないようですが、
場所や人によって自然と言語を使い分けるようになっています。
全ては一つの言語ですが、TPOで使い分ける感じでしょうか。
家にいるときは、日本語で
パンパン(猫の名前)かわいいね~
パンパン、かわいそうだね~
(ダンプカーのおもちゃなどで遊んで)これ運ぶ~
なんて日本語をいったり、
あっぱ チョア―(韓国語で好き)
おんま、アンジョア―(韓国語で嫌い)
と冗談を言ってきたり。
極めつけには、
これ ぱんぱん(猫の名前)好き んが?(んが:韓国語の語尾)
これ ぱんぱん 好き,too!
という摩訶不思議なセンテンスを喋ってきたりします。
この摩訶不思議センテンスが結構多いのですが、今思い出せないので次からメモっておきますね。
ヒアリングは私の日本語も旦那の韓国語も理解しているようです。
たまに試すように、これ持ってきて、と日本語で言えば頼んだものを持ってきますし、
韓国語で頼んでも指定したものを持ってきます。
全体的に意思疎通はしっかりできます。
他の3歳半と比べてどうか、というと私にはわかりません。他の日本人の3歳半の子供との会話をした経験があまりないため。
兄夫婦の場合
私の姪二人もアメリカ生まれで、以下の二つのことをしていました。
- 毎夏、日本へ帰って日本の学校へ2か月ほど通う
- 小学校から高校卒業まで毎週末、日本語スクールへ通う。
結果、大学生の今でも日本語会話は完璧です。
兄夫婦は二人とも日本人なので、我が家とは少し環境が違います。
姪によると、日本の小学校に行ったことよりも、やはり日本語スクールに行き続けたことが日本語をキープするのに役立ったといっていました。
それになにより、日本語スクールで友達と遊ぶのがとても楽しかったようです。
今でも日本へ帰ってしまった友達と繋がっているようでした。
ゆるいトライリンガル教育
今の所、我が家は日本語スクールのオプションがないので、このままゆるくトライリンガル環境下で子育てをしていく予定です。
またどんな感じで摩訶不思議センテンスを話すのか、はたまた使い分けし始めたのか、はたまた英語のみになっていくのか。
それらをシェアしていこうと思います。
応援クリックお願いします!


関連記事です。